夏の家のこと。

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    さて、ブログです。

    今日はちょっと堅い内容(?)です。いや、ほんとはそんなことないんですが。

     

    先日、保養キャンプの説明会にいってきました。
    若い方たち(学生さん)がたくさん参加されてました。

     

    「保養キャンプ」とは、ひとことで言うと、「原発事故で汚染された地域に暮らすこどもたちを、一定期間、安全な土地に招いて、体のなかに溜まった放射性物質を減らしてもらう」ことを目的にしたキャンプです。

    (去年も書いたので、「覚えとるわい」ってかたもいらっしゃるかも)


    わたしが参加したキャンプ――「ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ」を始めたのは、当時学生だった二人の女性なのだとか。
    原発事故を受けて、「関西の自分たちにもなにかできることはないか」と懸命に考え、動き、たくさんの協力を得て、このキャンプが生まれたのだそうです。

    関西にはいくつかの「保養」団体がありますが、「ゴーワク」はその中でも最長期間の受け入れをしています。
    (7月末から8月末までの一ヶ月間)
    そのあいだ、ボランティアが入れかわり立ちかわりして、こどもたちの様子を見守ったり、ごはんをつくったりします。

    わたしも去年、お手伝いにいきました。
    「こども」が好きで、「こども」に関わる仕事をずっとしているので、なにかできることがあるとしたらこの場所かも、と思ったことと、
    『難病飛行』に取り組むなかで自分のなかの「ボランティア」観が変わってきたことが、大きな理由です。

     


    京都の古民家で、大勢のおとなたち、こどもたちと大家族のようにすごす数日間は、かけがえのないものでした。
    保養キャンプをしなければならない事態なんて起こしてはいけなかった、という思いと、「この子たち、このひとたちとすごせたこと」の尊さ(大げさな言葉ですが、ほかに適切なものが見つからなかった)に挟まれながら、この1年、何度もキャンプのことを思い出していました。

    「もし赤ちゃんがやってきてくれても、安定期ならまた参加したい!」とずっと思っていて、ほんとにばっちり安定期なので、今年もお手伝いにいきたいな、と思っています。もちろん、充分に気をつけた上で。


    ボランティアはまだ募集されているそうです。

    09065546254
    5wakumembers@gmail.com
    伊達(だて)まで

    とのこと。

     

    わたしも去年、「えいっ」とメールしたのでした。

     

     

    7月9日。

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      7月になりました。

      いろいろなことが落ち着いてきたので、ご報告です。

      友人たちの「ぴんときたよ」のメッセージどおり、いま、おなかに赤ちゃんがいます。

      もうすぐ6ヶ月です。

       

      「胎動」も感じ始めました。おなかの中でぐにぐに動いてくれています。

      医療機械の発達はわたしの想像を超えており、先日の超音波検査では、赤ちゃんの顔が3Dではっきり見えました。

      おなかの中ですやすやと丸まっていました。居心地よさそうに見えたので、ちょっと安心。

       

      どうやら女の子みたいです。

      主人が名前をつけてくれたので、毎日、名前を呼んで話しかけています。

      呼ぶたびに愛しくなるような、そんな名前です。

       

      妊娠初期のころは、つわりやら(そんなにひどくはなかったのですが)、精神的なアップダウンやらで、自分自身と向き合うのが精いっぱい、という感じでしたが、このごろはずいぶんと落ち着いてきました。「安定期」というのは伊達ではないようです。

       

      「書くリズム」も戻ってきました。

      おなかの中の赤ちゃんが外の世界に出てくるまでに、新しい脚本をひとつと、とある演目の再演をひとつ、やることになっています。

      (といっても、「再演」のほうは、上演初日と出産予定日が同じなので、どちらが先になるかはわかりません。そしてもちろん、演出はわたしではありません。わたしが大好きなあのかたです)

      うさぎにこっ.gif

      このうさぎは「アランジアロンゾ コドモ」というキャラクターブランドに登場します。

      この笑顔がとっても好きなので、今日のご報告につきあってもらうことにしました。

       

      これからも、どうぞよろしくお願いいたします☆

       

       

      6月18日。

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        わわわ、完全にブログを止めてしまっておりますね。 こんなにあいてしまったのは、はじめてかも。。。 いま、いろいろ動いております。 前回のブログの記事を読んで「ぴんときたよ!」と連絡をくれた友人もいたのですが、ほんとうに、いろいろと動いておるのです。 今月末には、なにかしらのご報告ができるといいな、と思っております。mm

        5月13日。

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          5月も半ばになりました。

          さてさて、ブログもずいぶんあいてしまいましたが、気にかけて覗いてくださって、感謝です!
          連休中は、ちょっと臥せっておりました。
          おかゆに、お茶漬けに、おうどんの日々でした。
          いまは元気もりもり(って、なんだか古いな)、カレーもハンバーグも食べられます。ありがたや。


          1月、3月の本番が終わって、身辺に変化が訪れました。
          いまはその変化とじっくりつきあいながら、これから書くものについて思いを巡らせています。

          新しいものも書きたいし、いままで書いたものをちゃんと記録としてまとめたい、という想いもあります。
          わたしが不精者でいいかげんなせいで、なんと『月ヶ嶽の兄弟』『孤空通信』『リーンカーネーション・ティーパーティー『Sherry,Go home』『君はあかつきの星』、それから浮遊許可証以外の公演で言えば『スクラップ・ベイビィ!』「片岡百萬両ひとり芝居」『心』『難病飛行』の公演記録が一切ないんです(ほかに、宝山寺万灯会での『しおん』と、TAKE IT EASY!さんにお招きいただいた『DOLCE』と、七味まゆ味ちゃんに書き下ろした一人芝居『メルヘン』と、ユリイカ百貨店さんの『MOON』がありますが)。


          ちゃんと記録をつくって、ふりかえって、改稿やら再演も検討して・・・
          そういうことができずに、フィードバックがなにもできずにきたことが、いまのわたしの×××(ここ、自主規制にて伏せ字)につながっているのかもしれません。

          噴水のように、たえず自分の内にふりそそぎ、みずからを豊かにし続けることも、大事なことなのかも。
          この文章を書いていて、気づきました。(書いてみるもんだ!)
           

          『難病飛行』DVD完成記念上映会

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            『難病飛行』上映、明日になりました。
            パッケージ(イラスト:樋口アトさん、デザイン:勝山修平さん)をあらためて拝見して、「あ、いいなあ」と思いました。
            部屋とベッドと、宙(そら)。窓の外から覗きこむ少年。
             

            あれは夏だったかな。深夜、生國魂(いくたま)神社の前の公園で、缶コーヒーを飲みながら勝山さんに話した「あーだこーだ」を彼が鋭く柔らかい感性で キャッチして、形にしてくださったもの。「イラストを使いましょう」というのも、「光と影を効果的に使いましょう」というのも、勝山さんのアイデア。こう やってひとつずつ、ひとの手を借りて形にしてもらっていくのが演劇をつくる楽しさです。
             

            ☆★☆
             

            『難病飛行』&『猫と電車』上映+ちめいど・ミニライブ
            ―舞台『難病飛行』DVD完成記念―
                       蔭山武史(筋ジストロフィーDMD)主催 

            平成28年5月1日(日)14時00分-
            場所・三田市総合福祉保健センター(三田市川除675番地)
            (三田駅徒歩20分)駐車場有 TEL/079-559-5701

            定員250名(全席自由)入場・1000円*小学生以下・無料(先着順*要予約)             
                           プログラム
            (開場13時15分・開演14時00分)

            14時05分・舞台『難病飛行』72分 
            原作・蔭山武史 脚本・演出 坂本見花
            (筋ジストロフィー患者・武史の幼い頃と、青年になった姿の
            2人が 同時に登場して絶望と希望の、やりとりを中心にストーリーが展開)
              −休憩−
            15時30分・映画『猫と電車ーねことでんしゃー』91分
            (「ことでん」の愛称で親しまれる香川県・高松琴平電気鉄道の
            路線開通100周年を記念して製作された映画。
            キャラクター作家になるという夢を追いかける
            主人公(篠原ともえ)と、疎遠だった姉の再会のドラマを描く)

            香西志帆監督・舞台あいさつ
            (現役銀行員、香川県在住。地元の銀行に務めながら
            ショートムービーの制作やシナリオライターとして活動。
            2012年『猫と電車』で長編映画デビュー。脚本・撮影・編集も担当
            夏菜主演の映画「恋とオンチの方程式」の監督も務める)

            17時10分・ミニライブ・ちめいど(兄弟アコースティックデュオ
            人生の応援歌、メッセージソングで関西を中心にライブ・イベントで活躍中
            舞台『難病飛行』主題歌も担当) 
            お申し込み、お問い合わせ 蔭山 
            FBかメール・tamagogojp@yahoo.co.jpもしくは pagupa@loveboat.cx
            TEL・FAX 078-952-1767 ブログ・http://ameblo.jp/kage35/

            難病飛行稽古.jpg

            ごはんを食べるように物語を書く。

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              たみおさんが、ご自身のブログで、わたしとの「共同作業」のことを書いてくださっていました。
              前回の記事の流れから読んでいただけましたら、幸いです。

              全文ご紹介。

              ☆★☆

              一番おおきなトライは、脚本を託すこと。でした。
              これが、意外ととてもすんなりと、よろしくです!とお願いができました。
              我ながら不思議。

              映画製作のドキュメンタリーをみるのが好きで
              そこで、脚本のチームのドラマを数々見ていたこともあり、
              そこに憧れていたのもありました。

              アイディアを出し合って、ひとつのお話をつくっていく。
              アニメーションの現場のように、絵を共有したりして、
              どうすれば、どんな効果につながるか、話しながら進めていく。
              相手には、大事にしたい想いが同じであることが何より大切でした。
              一緒に旅ができる人。

              自然とほんとにすんなりと、彼女しかないな、と思いました。

              坂本さんに託すことになったのは、運命のようなものだと思います。
              恋愛話しと同じようなのりできゃあきゃあ話したお芝居のあれこれ。
              もうずっと楽しくて、楽しいままに素敵なことを次々と話せている。
              くるくると回転が止まらない。
              それは、彼女が私を回してくれていたんだな、と今になって思います。

              あーだこーだふたりで話しあったあと、
              たくさんメモしたノートを抱えて、坂本さんは扉の向こうへ。
              彼女が消えた扉の向こうで、静かに何かが進行して、
              夜があけて、
              「たみおっち、できたよー!」と明るい声でこちらの世界へ現れる。
              「どんなのどんなの?」とわくわくしながら、それを読む。

              いいのできた!、とか、もっとこうかも、とか、な、なるほど!とか、じーん・・・とか。

              あの扉の向こうで、贈り物をつくってる。

              いつもそれを受け取りながら、いつもいつも、幸せでした。


              ☆★☆

              こんなふうに、あったかくて、きゃいきゃい楽しいメッセージを、何度ももらいながら創作をしました。
              ……贅沢!!

              『MOON』に取り組みながら思っていたのは、「やっぱり、好きなんだなー。好きだからできるんだな」ということでした。

              ユリイカ百貨店がつくりだすものがすき。
              作り手として、友人として、たみおさんのことがすき。
              そして、もちろん、「書くこと」がすき。

              『MOON』はこれからも成長していくし、
              わたしも、どんどん書いていきます。新しい物語も。かつて書いたものの語り直しも。
              今日も、書いています。

              ごはんを食べたくなるのに似た衝動で、物語を書きたくなります。
              「もうだめだ。からっぽだ」と思っても、何度もよみがえってきてくれる、ふしぎな衝動です。
               

              心のままに、さらさらと。

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                おつきあい、ありがとうございます。
                つづきです。

                「演出」を手放そうと思っているわたしとは反対に、「脚本」を手放そう、と考えた作り手がいます。
                「ユリイカ百貨店」のたみおさんです。

                彼女は3人のお子さんのママ。
                そしてわたしと同い年。(生年月日がまったく同じという、ほとんどネタみたいな事実もあり)
                学生のころから知っていた「ユリイカ百貨店」は、チラシも舞台写真も宣伝映像も「ハイセンス・ハイクオリティの権化」みたいに見えて、初めてナマで観ることのできた『婦人』という作品はアートコンプレックス1928を「懐かしいけれども、知らない時代の、懐かしいけれども、知らない国」に変えていて、わたしはずっと「ユリイカ」への憧れを募らせてきました。

                あるとき、思いきって、つてをたどって彼女に連絡し、それから何度かのやりとりを経て、わたしの書いた脚本を彼女に読んでもらう機会を得ました。
                演出家って面白いですよ。目の前に脚本があると、目の前にケーキがあるのと同じような反応をするんです。すぐに最後まで読んじゃう(ぱくりと完食しちゃう)。90分の脚本で、それなりの分量があったのにも関わらず。
                (もっとも、そんな反応をするのは、たみおさんだけかもしれません。『MOON』の舞台セットの〈お月さま〉にくっつけた小さくて愛らしい電球たちを初めて見たときも「食べてしまいたい」って言ってたからなー。思わず「(アラレちゃんの)ガッチャンみたいやね」と言ってしまいましたが)

                わたしが「作品をもっと遠くへ、たくさんのひとへ届けるために、演出を手放そう」と考えたように、
                たみおさんもまた、「これからずっと作品を作り続けていくために、脚本を手放そう」と考えていたのだそうです。

                ご自身でも物語を紡ぐ才能がたくさんあって、その物語にファンもついている、たみおさんなのに、です。

                すんなり惹き合ったように、思われるかもしれませんが、お互いがお互いに出会うまでには紆余曲折ありました。
                (……と、続きを書こうとして「なんかクサいからやだ!」と手が止まってしまいました。笑。終わったことならいざ知らず、まだこれからのことですからね。現在進行形です。)

                『MOON』のことを書こうと思ったのに、そこまでたどりつかなかった。
                せめて、お写真を一枚。

                ミイとお月さま.jpg

                この場面からの流れがとても好きでした。
                (『MOON』は再演を企画中!大阪公演が実現できたら、ぜひ足をお運びくださいませ☆)
                 
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